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金沢出張の折に、うわさの金沢21世紀美術館に来た。
昨年10月に金沢市が妹島和世+西沢立衛/SANAAに設計を委託し完成。
この美術館をみるためにわざわざ金沢に訪れるひとが多く、現在までに70万人以上の来場者があるほどの人気ぶり。兼六園とあわせて金沢市の観光の目玉となっています。
建物は高さをおさえているためか、存在感が薄く曲面ガラスが印象的。平面は大きな円を描いていますが、直径113mという大きさは、やはり強いインパクトをうけました。開放的なイメージもいままでの美術館とは一線を画しています。この日はあいにくの休館日。気をとり直しての美術館外観のみの散策となりましたが、建築をみるだけでもたいへん印象深いものとなりました。
次回はぜひ内観も拝見したいと思います。
『稲葉秀一の建築散策記』。ふと心にとまる建築物、自然などを目で見て、感じたままにつづっていくつもりです。
どうぞ今後もご期待ください。
稲葉 秀一 |
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